How to use

USER GUIDE

Breaking Editor 使い方ガイド

取材から執筆、納品まで。各機能の使い方をまとめました(Version 2.0対応)。

1画面構成と基本の流れ

サイドバーには「締切」「取材メモ」「原稿」「アドレス帳」の4つのメニューが並びます。仕事の流れに沿って、締切を登録 → 取材でメモ・録音 → 原稿を執筆 → メールやWordPressで納品、という順で使うのが基本です。もちろんエディタ単体でも使えます。

2原稿を書く

  1. サイドバーの「原稿」を選び、右上の新規作成ボタンをタップします。
  2. 一番上の欄にタイトルを入力します。タイトルがそのままファイル名になります。
  3. 本文を書き始めます。保存操作は不要です。入力が止まるたびに自動保存されます。

執筆を快適にする機能

  • 半角文字のグレー表示 — 半角の英数字・記号が薄い色で表示され、全角/半角の混在にすぐ気づけます。
  • 画面が揺れない固定表示 — 改行や変換で画面が上下に揺れない、原稿執筆のための表示制御を搭載しています。
  • 文字サイズ — 「その他」メニュー(…)の「文字サイズ」から5段階で変更できます。
  • Markdown対応 — ファイル形式で「Markdown」を選ぶと、プレビュー表示も使えます。
  • 集中モード — ツールバー左端のボタンで一覧を隠し、エディタだけの画面にできます。
ヒント: 原稿一覧で長押し(Macでは右クリック)すると「新しいウィンドウで開く」が使えます。複数の原稿を並べて作業できます。

3行数換算と行番号

紙媒体の「◯字詰めで◯行」という原稿量の感覚を、そのままアプリで再現できます。

  1. エディタの「その他」メニューから「行数換算」→「媒体と字詰めを設定…」を開きます。
  2. 「媒体を追加」で媒体名と字詰め(例: 11字詰め)を登録します。
  3. 「行数換算」メニューで媒体を選ぶと、フッターに「370文字・11字詰め換算で34行」のように表示されます。

行数は折り返しでカウントし、空行も1行と数えます。どの原稿でどの媒体を選んだかは原稿ごとに記憶されます。ウェブ媒体の原稿では、何もしなければ従来通り文字数だけが表示されます。

また、「その他」メニューの「行番号を表示」をオンにすると、エディタの左端に行番号が表示されます。

4締切を管理する

  1. サイドバーの「締切」を選び、「+」から依頼を登録します。
  2. 「連載」なら毎週・毎月の頻度を、「単発」なら締切日を設定します。媒体名でタグ付けもできます。
  3. 締切から「執筆」を選ぶと、その依頼に紐づいた原稿がすぐに開きます。
  4. 納品が終わったら完了にします。連載は次回の締切が自動で作成されます。
ヒント: ホーム画面のウィジェットから、最近の原稿にすばやくアクセスできます。

5取材メモと録音

取材の記録に必要なものを1画面にまとめました。

  • 日時 — メモの作成時に自動で記録されます。
  • 場所 — 位置情報ボタンをタップすると、GPSから地名を自動入力します(iPad・iPhone)。手入力もできます。
  • 取材先・テーマ — 所属・人名・テーマを整理して記録できます。
  • 写真 — カメラで撮影(iPad・iPhone)、または写真ライブラリから追加できます。
  • 録音 — 「録音を開始」でボイスレコーダーが動きます。録音中はレベルメーターが声に反応して動くので、録れていることがひと目で確認できます。

録音ファイルは再生・削除のほか、共有ボタンから文字起こしアプリなど他のアプリへ渡せます。メモ本文は「全画面で入力」で執筆モードと同じ大きなエディタでも書けます。

メモ右上の「執筆」を押すと、メモの内容を丸ごとコピーした原稿が作成され、エディタに切り替わります。元のメモはそのまま残ります。

6メールで納品する

  1. あらかじめ「アドレス帳」に送付先(名前とメールアドレス)を登録しておきます。
  2. 原稿を書き終えたら、ツールバーの「メール送信」ボタンを押します。
  3. 宛先を選ぶと、宛名(「◯◯様」)と挨拶文が自動で入ったメールが作成されます。原稿ファイルと写真も添付済みです。
  4. 内容を確認して送信するだけです。

カスタマイズ

  • 定型文の編集 — 「その他」メニューの「メール定型文を編集」で、本文の挨拶文を自由に変更できます。「{宛名}」「{タイトル}」の差し込みに対応しています。
  • 添付形式 — 「メール添付形式」で「テキスト(.txt / .md)」と「Word(.docx)」を選べます。選択はデフォルトとして保存されます。
  • 画像の添付 — 「画像を添付」から写真ライブラリ、またはGoogle フォト(iPad・iPhone)の写真を添付できます。
  • 写真のキャプション — 添付写真のサムネイルをタップすると入力できます。メール本文の末尾に「どの写真がどのキャプションか」の一覧が自動で入ります。
Mac版: メール送稿は共有メニュー経由で行います。宛先アドレスは自動でコピーされるので、メール作成画面の宛先欄に貼り付けてください。

7WordPressに投稿するPro

自分のサイトやブログへの入稿は、エディタから直接行えます(Pro機能)。写真は自動でウェブ向けに最適化され、キャプション付きで挿入されます。

初回設定

  1. WordPressの管理画面で「ユーザー」→「プロフィール」を開き、「アプリケーションパスワード」欄に「Breaking Editor」と入力して「追加」を押します。表示されたパスワードを控えます。
  2. アプリの「その他」メニュー→「WordPress設定…」で、サイトURL・ユーザー名・先ほどのアプリケーションパスワードを入力します。
  3. 「接続テスト」で認証を確認して保存します。パスワードは端末のキーチェーンに安全に保存されます。

投稿する

  1. 原稿を書き終えたら「その他」メニュー→「WordPressに投稿」を選びます。
  2. 「下書きとして投稿」か「すぐに公開する」を選びます。
  3. 添付した写真はウェブ向けに自動縮小されてメディアライブラリにアップロードされ、キャプション付きで本文に挿入されます。
ヒント: まずは「下書きとして投稿」を選び、WordPressの管理画面で見た目を確認してから公開するのがおすすめです。

8iCloud同期Pro

Pro(¥1,800の買い切り、サブスクリプションではありません)にアップグレードすると、WordPress投稿が使えるようになり、以下のデータがiPad・iPhone・Mac間で自動同期されます。

  • 原稿(iCloud Drive経由)
  • 取材メモ(写真・録音ファイルを含む)
  • 締切・アドレス帳
  • 字詰め設定・メール定型文などの各種設定

また、WordPress投稿(第7章)もProで利用できるようになります。

  1. サイドバーの「Pro — iCloud同期」から購入します。
  2. 各端末で同じApple IDでサインインし、iCloud Driveをオンにしておきます。
  3. 機種変更や再インストール後は、Pro画面の「購入を復元」で再有効化できます。

データはご自身のiCloudにのみ保存され、外部のサーバーには一切送信されません。